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ピアノと脳


すっかり春めいて暖かい日も多くなってきました。

私自身は花粉症のつらい時期でもあるのですが、桜が咲くのが楽しみな季節ですね。

少し前の話になるのですが、夫が気になりそうな番組があったよとEテレの番組を録画してくれていました。ピアノと脳のお話だったのですが、私なりにまとめると「ピアノを弾くとき、右手は左の脳から、左手は右の脳から指令を受けて動いている。ピアノをちゃんと練習すると(左右の脳をつなぐ)脳梁が太くなる。脳梁が太いと情報処理能力が上がるので、両手で弾いても指令が混乱しなくなる。特に小さいころからピアノを弾いていると効率よく脳梁が太くなるが、最近になって大人でも太くなることが分かってきた」という興味深い内容でした。

ピアノを弾くのは、楽譜に書いてある左右違う音符を読み(高さや長さなど)指番号を追い、さらにフレーズなど瞬時に見て判断してそして指を動かすのですから、やはり頭を使っているのだなと改めてそんなことを感じました。

さて、当教室では、音符を覚える際、生徒さんに記入してもらう自作の音符カードをお渡ししています(自分で作ったら愛着がわき積極的に見てくれるかな!という思いからです。また、まだ字が書けないお子様でもその前のプレリーディングと呼ばれることから始めますので心配ありません)。

表に自分で音符を書き、裏に「ド」など読み方、鍵盤の場所を塗ってもらっているのですが、今までは自分で記入する「ド」などの読み方のそばに、小さく英語音名「C」と日本名「ハ」を書いていたのを、大きく印字しておくことにしました。一般にはイタリア語の「ドレミファソラシド」がやはりなじみ深いと思いますが、コードにつながる英語、そして調性はハ長調などの日本語が一番使われることを考えてのことです。ちなみに、音大ではドイツ音名を用いることが多いので、実際には4つの言語が使われています(多いですよね…)。

最後に、春休みや夏休みなどの休暇中のレッスンですが、ご希望があれば、通常の時間ではない午前中の時間への変更も可能です。進級、進学など希望溢れる春となりますように。


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